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性的所有意識

作成者 女性力アカデミー(ip:)

作成日 2022-11-11

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内容


性的所有意識が過度になる場合、執着、疑い、統制、抑圧などの否定的な現象が発生することになります。 特に歪んだ所有意識をもつと、相手は自分と対等な立場ではない自分が所有しているという上下意識に変わります。

 

性的所有意識は結婚とともに強化されるため、結婚前と結婚後が異なる様相で展開されます。結婚によってお互い配偶者を自分の所有にしたという意識を持つようになるからです。このように相手を完全に自分が所有しているという意識が生まれると、本来の自分の性格や心に二重性が現れます。

 

特に歪んだ所有意識は相手を自分の付属物として扱う傾向がみえ、代表的な例に男性の不倫でそのような事例を垣間見ることができます。自分の不倫はあり得ることでも妻は自分の所有物なので絶対にしてはならないと考えるのです。

 

誰かを「自分だけが所有する相手」として認識する理由は、結局はその相手は他の異性より重要な人だからです。それで愛、セックス、楽しさ、幸福すべてを共有したくなります。しかし、現実には所有意識は二人の関係を疎遠にする要因になります。

 

このように所有意識が生まれると、セックスにおいても単調さと倦怠が現れます。すると所有を後悔したり、相手を放置するようになります。子供たちの母親、父親としての家族の構成員の役割だけに焦点を当てて、男女関係としての認識は薄れることが当然視されるのです。こうなると、セックスの責任と権利から権利は消え去り、責任だけが残ります。つまり、相手を所有しようとする意識は、相手の権利を奪い取り相手には責任だけが残るようになります。そしてセックスの責任だけが残った関係は以降のうつ病、人生の懐疑感などを誘発し、不倫の原因にもなります。

 

したがって、私たちはもう一度所有について考え直さなければなりません。お互い愛し合い、セックスをする間柄だからといって相手のセックスの権利までを自分が所有しているという意識は間違っています。相手のセックスの権利を奪うことは結局、相手の幸福追求権利を奪うことなるので真の愛とは言えません。

 

特にセックスにおいて相手に対する所有意識は非常に危険なものです。セックスの所有意識の結末は、相手は自分の快楽のための対象に過ぎないという意識に発展して、相手は単純にセックスの道具、セックスの奴隷、快楽の手段として考えるようになります。そのため、セックスにおいては所有を論じること自体が非常に危険な発想です。ひいてはこのように変質された現象については意識もできず、快楽だけを意識する結果がもたらされます。

 

そのため、自分が有する愛とセックスの権利を忘却してはならず、相手にも同じく愛とセックスの権利があるということも忘れてはなりません。お互いの権利が調和をなすときにようやく共に共有できる幸福を維持していくことができるという点を肝に銘じてください。


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